ヴィーナスblog

「ヴィーナスはぁと」(女性国会議員のメールマガジン)の主宰者は昨年夏からブログを開設していたのだな。ブログ炎上事件(最近掲載された福島瑞穂社民党党首のエントリーに大量のコメントが殺到)*1でその存在を知った。


「ヴィーナスはぁと」は昨年1月から2月にかけてバッキー事件に関する記事を計3回掲載したが*2、編集・発行人が編集後記で曖昧な感想を述べたのみでその後メールマガジンも女性国会議員も事件の実態解明・再発防止対策・被害者救済に向けて動いた形跡がまったく無い。
昨年2月の時点では栗山龍ら7名は処分保留で釈放されており*3、警察の方針も見えない状況だったので、それも仕方のない面があるかもしれない。
しかしその後、昨年3月に撮影スタッフはあらためて逮捕・起訴され、一部被告には有罪判決が下され、さらに今年2月には最高責任者・栗山龍も逮捕・起訴された。
AV撮影に名を借りたバッキーの女性虐待・拷問は、噂・疑惑の段階をとうに超えて犯罪性が明白になっている。司法も判断を下している。
にもかかわらず、当該メーカーは社名を変えただけで存続し、有罪判決の下ったビデオもいまだに販売され続けている。
こういう事実を通報すれば、「ヴィーナスはぁと」は今度こそ動くだろうか?

今はまだ“ブログ炎上中”でどうにもならないが、鎮火後にまだブログが存続しているようならトラックバックを送るか、コメント書き込みでもしてみようか。

*1:当該エントリーは1.7Mbyteを超える巨大ファイルと化し、今はコメントを分離した新エントリーが立てられている。巨大ファイルにリンクするのははばかられるのではてなブックマークにリンクしておく。→So-net blog:ヴィーナスblog:「思想・良心の自由は守られているか」(福島みずほ・社民党党首)

*2:「ヴィーナスはぁと 161号」「ヴィーナスはぁと 162号」「ヴィーナスはぁと 164号」

*3:2004年12月に逮捕されたのは計8名で、うち1名は別件で起訴された。