快楽殺人とビデオ(2)

また、前上容疑者の自宅からは、女性を縛った上で口や鼻を圧迫して窒息させる映像が映った市販のわいせつビデオが多数押収された。ビデオは数年前に購入されていた。


“窒息フェチ”のビデオは和モノは少ないからたぶん押収物件の大半は洋モノだろう。
容疑者の性癖からするとバッキーの「水地獄」や「子宮破壊」シリーズを購入していた可能性がかなり高い。意外なところからバッキー(コレクター)の尻に火がつくことになるかも。いや、そういう成り行きになったとしても意外でもなんでもないか。

バッキーの場合はビデオが犯罪を誘発するという問題以前に、ビデオ自体が犯罪行為*1を撮影した犯罪ビデオなのだから、何かのきっかけで世間の耳目が集まれば一瞬で社会的に抹殺される可能性がある。

*1:監禁、集団暴行、拷問。……現在、一部の「作品」に関して傷害、強姦致傷容疑で監督、男優らが逮捕、立件されて裁判中。まだ泣き寝入りしている被害者がかなりいるのではないかと言われている。