「アングラー」にバキ記事

バッキースレ part23で、バッキーに関する記事を載せた雑誌の話題あり。早速確認してみた。

148 :朝まで名無しさん:2008/02/29(金) 21:47:48 id:LXWMg1q8
実話ナックルズとかその辺の雑誌で(名前忘れた)
バッキー逮捕者の獄中手記で出てたぞ。
コレクター批判だった。
子宮破壊とで7000万儲けたのに見舞いも差し入れもなしだって。
Oという人物を批判していた。
コレクターの代表の名前ってわかる?

雑誌の性格・雰囲気の紹介も兼ねて、目次を引用しておく。


◆【緊急インタビュー】風俗に堕ちた『元NOVAの美人職員』◆【緊急掲載】鬼畜系AVメーカー監督・関係者逮捕!『拘置所発の悲痛な叫びを聞け!』◆街角『ライブカメラは見ていた!』路上で繰り広げられる痴態・醜態・悪態◆賞味期限改ざん、過労死、弱者切捨て…『日本マクドナルドが抱える深い闇』 ほか
(太字は引用者による)

巻頭カラー4ページの特集記事。リードおよびタイトルは「鬼畜系AVの末路」「AVの虎に懲役18年の実刑下る!」「バッキービジュアルプランニング 撮影関係者獄中手記 独占入手」。
見開き2ページで事件とバッキービデオの内容紹介、次の2ページで某被告がAV雑誌編集部宛に出した手紙全文を掲載。最後に、「バキ人物表」「バキ時系列表」「怒れる男」、そして当ブログが紹介されている。


この特集記事は、いまだにバッキービデオの販売を続けるコレクターを批判するという姿勢を見せているが、いろいろ残念な点がある。

  • 被害者の顔(パッケージ写真やキャプチャ)を掲載(主犯・栗山龍は目伏せ)。
  • コレクターの社名を伏字(「C」)にしている。
  • タイトルと内容が不一致(※1)。
  • 犯罪(ガチ)とヤラセ作品(※2)を混ぜて紹介。


この記事に対し、バッキースレでは「バキの宣伝記事」という批判の声があがっている。たぶん、被害者女優にモザイクをかけていない点が反感を買ったのだろう。雑誌の性格上ある程度は仕方ないのかもしれないが、確かに、「いまだに入手可能」「鬼畜作品のナカミ徹底紹介!」とリードを打って、カラーページでモザイクもかけずに写真多数を掲載するというのはバッキービデオの販促になりかねない。
本気で、


「C」社には一刻も早い販売中止を促したい。
と考えているのなら、被害者に配慮し、犯罪ビデオの販促になってしまわないような構成にしてほしかった。

(※1)タイトルと内容の不一致

表紙には「拘置所発の悲痛な叫びを聞け!」とある。一見編集部は被告に同情的なようだが、掲載された某被告の手紙の最後を締めくくるのは、


…とまぁ、読んでいて唾を吐きかけたくなるほど自分勝手な理論に終始している感は否めない。まだ現場の集団催眠から醒めていないのではないか? とまで思える。暴行を受けたモデルの前でこの文章が読めるのだろうか? 上告などしていないで、素直に刑に服して欲しいものである。

という突き放したコメント。このコメントにはまったく同感なので文句はないが。
また記事冒頭のタイトルに「バッキービジュアルプランニング 撮影関係者獄中手記 独占入手」とデカデカと打っているが、掲載されているのは手紙であり手記ではない(AV雑誌では掲載できないので「本誌が譲り受けた」というのだが、差出人の了解を得ているんだろうか?)。
ついでに書いておくと、上で引用したように普遊舎公式サイトの雑誌紹介では当該記事が目玉記事扱い(特集記事のトップ)で載っているが、実際の雑誌の目次には記事タイトルがまったく載っていない。「緊急掲載」を謳っているが、記事差し替えで目次の修正が間に合わなかったんだろうか。

(※2)「16」がヤラセである件

「子宮破壊16」の偽インリン女優は16以後もバッキーのスカトロ作品に出演し、しかもイジメ役だった。ということで16はヤラセと確定している。また、本人も雑誌インタビューで「自分の出演した作品はヤラセだった」と(バッキー擁護のニュアンスで)発言している(2005年7月「DVD DOKAN vol.4」曙出版)。
この「DVD DOKAN vol.4」は猫屋陽平こと岩崎悟(バッキーの宣伝ライター兼カメラマン)を「2ちゃんねらーたちに叩かれた被害者」に仕立て上げる異常な特集記事を載せ、また岩崎本人も「猫屋陽平」名で登場する怪しげな雑誌であった。

手紙の差出人について

編集部もコメントしているが、某被告の手紙はあまりに自分勝手なもので、全然反省していないことがよくわかる文面である。
いま東京拘置所にいて「上告中」ということは、手紙の主は舘野(秋葉)だろう。
懲役6年というかなり甘めの判決を貰ったのに最高裁まで粘るとは、愚かなことだ。