駅前露出撮影で逮捕(6)

駅前露出撮影で逮捕(5)の続き

コレクター(バッキーの後継会社)の下請け業者が路上露出撮影で逮捕された件の続報。
10月31日に横浜地裁で初公判が開かれた。記事を引用しておく。

 JR横浜駅周辺のAV露出撮影事件で、公然わいせつ罪に問われたAV制作会社代表、井上慎介(41)=東京都中野区=ら4被告の初公判が31日、横浜地裁(竹下雄裁判官)であり、検察側は4被告に懲役5〜9カ月を求刑した。

 4被告は7月12日、横浜市の繁華街で露出撮影したとする起訴事実を認めた。井上被告は露出撮影の動機を「アダルトビデオ版のどっきりカメラのようなものをやりたいと思っていた」と供述し、「開港150周年に向け、イメージアップしようとしている横浜の方々に申し訳ない」と陳謝した。「今後は露出撮影はしないと誓います。ビデオジャーナリストとして撮影していきたい」と述べた。

 一方、元AV女優の清水あり紗被告(24)は白昼に繁華街で露出することについて「事前に詳しい説明はなかった」と証言。「当日に知りショックだったが、断ると罰金があるという話を聞いていた。お金がなく、やらざるをえなかった。もう二度とビデオには出演したくない」と供述。検察官の論告求刑後、最終意見陳述で「これからは自分の体や心をもっと大切にしたい」と話した。【伊藤直孝】
毎日新聞 2006年11月1日


「今後は露出撮影はしないと誓います」か。違法なんだから当然のセリフだが。
井上監督が手を引くとなるとコレクターは「露出狂想曲」シリーズをどうするのか。「強制子宮破壊」シリーズさえいまだに販売しているようなメーカーだから、別のスタッフを探してあくまで続行するかも。

この公然猥褻事件は商品化目的の撮影なんだから、撮影スタッフ・キャストだけでなく発売を予定していたメーカーにもしかるべきペナルティを科すようにしてもらいたいものだ。