中村被告に論告求刑

VPiの28日のエントリーに26日の公判についての詳しいレポートあり。
26日には矢野らの判決公判とは別に中村の公判もあり、検察が論告求刑を行なったとのこと(求刑21年)。中村の公判についてはバキスレではまったく話題になっていない。


バッキー内での序列や犯行内容からして中村に対する求刑は当然矢野より重くなる、矢野が20年だから中村は無期だろうと予想していたのだが、求刑21年とは妙にはんぱだな。

矢野は当初から容疑を認めており、被害者に見舞金を払い、一部の被害者とは示談を成立させている(その方は治療費が必要なためやむなく示談に応じたらしい)。前科前歴もない。情状面で有利なこれらの要素があったからこそ、求刑20年を14年に負けてもらえたものと思われる。
一方、中村は罪状を否認しており(裁判の過程で一部は認めたが)、被害者に対する「慰謝の措置」は一切講じていない。またバッキー事件での犯行の数々は、監禁暴行事件を起こし、その執行猶予期間中に行なわれたものだった。
情状酌量の余地無し。刑はほとんど負けてもらえないだろうなあ。


そういえば中村には温泉旅行で集団レイプ疑惑が指摘されているが、この件は捜査されないまま闇に葬られるんだろうか。この疑惑は法廷での証言で出てきたものなのに検察は捜査着手しないのかねえ?


余談になるが26日の公判には猫屋が来ていたとのこと。
弁護側証人として出廷して「中村は本当は良い人なんです。事件のせいで彼女とも別れてしまって可哀相なやつなんです」とでも証言してやればよかったのに。(『創』の手記で書いていたようなでたらめは、さすがに法廷では口にできないか?)