『創』6月号記事(2)

10日のエントリーの続き。
『創』6月号の猫屋の記事がバキスレに貼られている。


あらためて読み返してみると実にひどい記事だな。要点はすでに10日に書いてあるし、ダメな部分について逐一指摘するのも大人気ないので、1箇所だけ指摘。

「栗山さんは撮影の指示を出していた」

Yはそう言った。検察が聞きたいのは、その一言だった。もしも、栗山氏がその場にいたら、

最も信頼していたYの口からそのような言葉が漏れてきたことに、衝撃を受けたことだろう。


安っぽい語り口だねえ、というのはさておき。
猫屋は「最も信頼していたYの口から」と書いているがこれは眉唾である。Y(矢野被告)は栗山のお気に入りだったかもしれないが、入社半年にも満たない若造社員を「最も信頼していた」なんてバカなことがあるものか。たぶん「最も信頼していた」という形容は、話に起伏をつけるために栗山と矢野の関係を勝手に“作った”だけだろう。
いや確かに栗山は矢野を「最も信頼していた」というのなら、次の機会とやらに栗山が矢野を「最も信頼していた」ことを示す具体的な逸話を披露してもらいたいものだ。


上は矢野被告の例だが、猫屋がこれまで中原、中村、坂場、濱田被告らについて語ってきた言葉も、ほぼこれと同様である。信をおけない。