捜査放置、被害届不受理

 長崎県警佐世保署が、勤務先から現金を横領し、00年4月に自首した佐賀市南佐賀3、無職、徳永くるみ被告(38)の取り調べを自首後4年間、事実上放置していた。これにより一部時効が成立していた。長崎地裁佐世保支部(小松平内裁判官)で26日あった初公判で徳永被告が証言した。


自首してきたのに放置して時効成立か。ひどい話だ。
佐世保署は、被害者を門前払いした池袋署(下の引用参照)よりも多忙なのかもしれない。

 同女が池袋署を訪れると、同署の組織犯罪対策課暴力犯捜査係主任・坂本正俊巡査部長は「係には8人しかいないので対応できない。何かあれば連絡する」などと言って被害届を受けなかったのだという。

(中略)


 次いで筆者が「(被害女性が)告訴しようとしたけれども受理されなかったというのは事実なんですか」と聞くと、坂本巡査部長は「被害届は新宿署のほうで受けていたかもしれない・・・現実問題として係りの人数も限られているのに、100人からいる関係者全員について事件を立件することなどできない。3年かけても、それをやれってことですか。他にも山ほど事件があるんですよ。