罪−(示談+賠償)=刑期

 女子高生らに対する強姦(ごうかん)罪などに問われた人気ロックバンド「ヒステリック・ブルー」(解散)の元ギタリスト、赤松直樹被告(26)に対し、東京高裁は11日、懲役14年とした1審・東京地裁判決(05年2月)を破棄し、懲役12年を言い渡した。原田国男裁判長は「身勝手で悪質だが、一部被害者と示談が成立したり、損害賠償をしている」と減軽理由を説明した。


示談を成立させ損害賠償さえしておけば刑期が2年も縮まるんだな。まさに地獄の沙汰も金次第。


損害賠償とは違うが、バッキービデオに虐待役として出演し有罪判決を受けた大村は、逮捕後に被害者に10万円程度の見舞金を(大村の親が)払ったとかで、大村が執行猶予付きになったのはその見舞金も考慮されたらしい。
10万円分のお詫びの気持ち。
半日に及ぶ水責め拷問という加害内容からすると「たかが10万円?」とも思えるが、払っただけでもましということなんだろう。

「パンティー仮面」こと中村件臣は逮捕状が出た後逃亡を続けていたが、示談交渉の席に現れたところを逮捕された(去年3月)。たぶんその件は示談成立してないだろう。
中村の場合は強姦致傷容疑で複数立件されているし、執行猶予期間中の犯行*1ということもあって実刑判決になるのは確実だが、刑期は何年になることか。

*1:中村は一昨年1月に男優を拉致・暴行した件で有罪判決を受けている。