阿曽山氏のコラム(2)

阿曽山大噴火の「裁判Showに行こう」には「今週の注目の裁判」というコーナーがある。9月5日掲載の第5回コラムのコーナーでバッキー裁判が取り上げられていたが(9月9日のエントリー参照)、今週またバッキー裁判が掲載されている。取り上げてくれるのはありがたいのだが文章に問題アリ。

10月25日(火) 被告人:中原紀恵、菊池政彦、神谷聡一、矢野光太郎、坂場三紀夫、舘野昌克、若月秀雄、中村件臣 起訴事実:覚せい剤取締法違反(判決)
<AV撮影と称した強制わいせつ傷害事件> アダルトビデオの撮影と称して、出演女優に薬物を吸わせたうえ、わいせつな行為に及び、全治4カ月の重傷を負わせたとして、ビデオ制作会社バッキービジュアルプランニングの代表・栗山龍ら8人が、強制わいせつ傷害の疑いで04年12月までに逮捕された。女優の多くは騙されて連れてこられて監禁され、死の一歩手前まで激しい拷問を受けていた。長期入院して車椅子や人工肛門などの重い後遺症を受けた女優も数名。


説明文は前回指摘したようにバキスレのテンプレを流用したものである。進行中の公判内容とはズレているのだがまあ仕方ない。「バッキー事件」という括りで見れば許容範囲だろう。
前回は中村件臣の名前が落ちていたが今回はちゃんと書いてある。それはよいのだが、今度は起訴事実のところが間違っている。「覚せい剤取締法違反」じゃない、「強姦致傷、傷害」だ。しっかりしてくれよニッカンスポーツ!
なお、「判決」というのは間違いではない。これについては次の項目で。