刑務所でショック死

 佐賀少年刑務所佐賀市新生町)で収容中の70代男性受刑者が死亡、佐賀署が30日、司法解剖した結果、死因は内臓破裂による出血性ショック死と分かった。同署は事件、事故の両面で捜査している。


なぜ少年刑務所に70代受刑者が? 死因よりそっちのほうが気になる。他の記事を探してみた。

 佐賀少年刑務所佐賀市)は30日、収容中の70代の男性受刑者が死亡したと発表した。佐賀署の司法解剖で、死因は内臓破裂による出血性ショックと判明。体には打撲痕もあったといい、同署が事件と事故の両面で捜査している。
 同刑務所によると、男性は他の成人の受刑者8人と共同の部屋に収容されていた。29日午後2時10分ごろ、体調不良を訴えて医務室へ行き、直後に容体が急変。同日午後10時40分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。
 男性には心筋梗塞高脂血症の既往症があったという。
 少年刑務所は20歳未満の男性受刑者を収容する施設だが、施設によっては成人男性も多く収容されている。


なるほど、「施設によっては成人男性も多く収容されている」ということなのか。
しかし、「打撲痕」があったなら当然殺人事件と見て捜査しているだろうに、警察発表・新聞記事ではとりあえず「事件と事故の両面で捜査」という常套句か。短すぎてわけわからない時事通信の記事もしっかり「事件、事故の両面で捜査」と定型文で締めてある。