傍聴記@霞っ子クラブ

バッキー裁判(12月5日の公判)の傍聴記を発見。法廷のスケッチも掲載されている。バッキー裁判は被告人が多いから柵の中はすし詰めなんだな。


手元に来ている情報とは相違があるが、2ちゃんの裁判レポートが盗用された件(@『創』)が片付くまでは詳述は自粛する。ただそれだけでは無愛想なので、現段階で指摘しても問題ない(裁判を傍聴してなくても知ってる人は知っている)箇所については書いておく。

若月は「僕は運転手や買い出し係だったのでずっと外に居たのでわかりません」と云っていました。

AV業界に夢を抱いて入ったのに、セックスもすることはおろか、視る事すらできず、雑用ばかりやらされて、あげくの果てに強姦で逮捕された若月がちょっとかわいそうに思えました。


「セックスもすることはおろか、視る事すらできず」というのはたー氏(レポート執筆者)の誤解だろう。若月は当該ビデオで“姦淫行為”を行なっている。若月は当時バッキーに関わり始めたばかりの新参者で、監督・男優(中村、矢野、神谷)よりは格下だったが一般参加の素人汁男優たちよりは当然上、汁男優の仕切りなどの雑用の後、別枠で“姦淫”している。
「視ることすらできず」というのは「自分は雑用係だったので現場=犯罪行為は目撃していない」という若月の言い訳を同情的に解釈したものか。集団暴行の場合、共犯者は同時に犯罪の目撃者でもある。「その場にいなかった」と言っておけば自分の罪を免れるだけでなく証人という立場からも逃げられる。若月もしょせんこのパターンではなかろうか。

若月は「ずっと外に居た」わけではない。「ずっと現場にいたわけではないのでよくわからない」と言い訳はしたらしいが。若月はバッキーに関わる前からAV業界にいたのだから現場に常駐していなくとも女優の様子などから現場が“AV撮影の常識を逸脱した犯罪現場”になっていることに当然気づいたはず。若月の言い訳は裁判では通用しないだろう。


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