猫屋作品上映中止/ポルノ上映で映画祭終了

バッキーの映像編集担当だった猫屋陽平は芦屋樹という別名で短編映画の監督をしていて、その作品が東京国際ファンタスティック映画祭の1次予選を通過し、予選会で上映されることになった。

●2005/09/06 Tue 03:45 ひとつ
映画祭の予選を突破したので会場で上映されることになり今日みんなで見に行きます。10分の短編。
大丈夫なのかな、と不安もあり。
モザイク薄い箇所あるし、18歳以下のお客さんもけっこう見るんだろうなぁ。


ところが予選会当日(9/6)になって猫屋の作品は上映を取り消されたらしい。猫屋日記*1にモザイクが云々とあるのでそれが問題視されたのかもしれない。現在、東京国際ファンタスティック映画祭 デジタルショートアワード『 600 秒』予選会の作品リストからは猫屋(芦屋)の作品は抹消されている。
この件はバキ事件(バキの犯罪)との関連がわからないのでスルーするつもりだったのだが、先ほど嫌なニュースを見たのでついでに書き留めておくことにした。
猫屋がバッキーという犯罪的ビデオ会社に深く関わり、雑誌で提灯記事を書いたり映像編集をするだけでなくスカトロの撮影にも参加していた、という事実が映画祭運営者の耳に入り上映を取り消されたのであれば、運営者の判断は的確だと考える。しかし、モザイクが薄いからというのが理由だとすると、いかがなものかと思う。

全国の映画ファンに親しまれている青森市の「中世の里なみおか映画祭」の実行委員会は8日、映画祭を大幅に縮小し、今年で最後とすることを決めた。日活ロマンポルノを特集する企画に、市教委が補助金130万円を打ち切り、会場も貸さなくなったため。文化庁は日活ポルノの芸術性を認めて補助を決めていた。

猫屋作品上映中止の件についてウラニウムさんから情報提供いただいた。下のコメント欄を参照されたい。(09-12)

*1:最新の日記で猫屋は「猫屋と芦屋サイト、9月11日に閉鎖します。」と書いている。すでに芦屋ブログは削除されている。猫屋日記の2004年〜最新分は猫屋とバキ犯罪の関係を検証する貴重な資料なのでこの事件に興味のある方は各自ローカルに保存しておくことをお勧めする。